当たった

 東京オリンピック競技入場券、多分ダメだろう…と。ところが「当たりました…」のメールが来たという。男子バレーーボール、うれしそうに話す息子、お金がないのがつらいけど、記念だからという。

 昭和39年の時、東京オリンピック、私もてくてく歩いて会場を見て回った記憶がある。新幹線が開通して間もなくだった。片道だけ新幹線、片道は急行列車…そんな時代だった。それから55年目になるのか…戦後の復興の姿、誇らしかったし、あの堂々の入場行進、坂井義則君の聖火点火、自衛隊のブルーインパルスによる青空での五輪のマーク…懐かしい。
私の同級生で日本体育大学に行っていた人は、会場整備に行っていた・・・と話していた。

思わぬプレゼントが舞い込んだわけであるが、それまでまじめに暮らし元気で観戦に行けるよう、頑張ってほしい。運がよかったのだから、悔しい人の分もしっかり応援してきてほしい。テレビで見ることはできても、やはりオリンピックに行ったという事は、代々の語り草になるのだから…。