国際女性デーに寄せて

 農村で女性が輝けば、地域はもっと暮らしやすくなるなる・・・一人っ子で引っ込みの私が、女性であっても力いっぱいできる仕事がある…と気づかせてくれたのはイチゴのハウス栽培だった。男の中に交じって力いっぱい働けたのは、実に幸せなことで毎日が新鮮だった。平成7年、春の統一選挙に、思わぬところから声がかかり、彦根市議会議員に、そして3期を務めた後続いて滋賀県議会に…躊躇する私に当時女性知事の嘉田さんが応援してくださって、重いおしりを担ぎ上げてくださった。
 結果として私自身、とても有意義な人生を送ることができた。県議会初の女性議長や関西広域連合の議長までも・・・。今日、国際女性デーに寄せて、…
 時代はずいぶん変わったなぁ…と思う。私自身、仕事が出来る…と自信を持ったのが農業だったのだが、現代はもっと幅広く社会は大きく変わって、女性も対等に評価してくれる。。ともに社会を構成するメンバーとして、迎え入れてくれる時代になったことの期待に応えていくべきだ。自らの力量を高め、力いっぱい社会貢献されるがよかろう・・・貴重な経験を与えていただいた先人に感謝しながら、続く女性陣の活躍をひたすらに祈りたい。