危険いっぱい

 体のあちこちが痛むのを除いては、スローモーだけど何不自由なく暮らしている毎日、国内外では様々な危険が起きている。高齢者の運転事故は相も変わらず、またあちこちに虐待やいじめ、そして殺人・・・隣の香港では民主化に反するような逃亡犯条例デモの弾圧、つい昨日には中東ホルムス海峡で日本のタンカーが砲撃を受けている。

 安倍総理が、イラン訪問したその時を狙ったかのように起きた砲撃事件、どこが犯人と確定されていないが、どうやらイランそのものらしい。アメリカとイランの仲立ちのいいかっこを想定したようであったのに、メンツ丸つぶれ…世界の情勢は今も危機一髪、砂上の楼閣に私たちは平和ボケしているようだ。

 それでも、国内の様々の話題は、まったく国際的な危険を度外視したものがあまりにも多い。老後に2000万の必要論は、国会では鬼の首取ったように連日の追及。連坊女子や辻本清美女史、追及の内容が違っているのでないかと思う。どこがやってもこの少子高齢時代、負担側が極端に少ない。国民民主党のように、高齢世帯に月5000円の支給で解決される由もない。これからどんな暮らしを目指していくのか、静かに議論してほしい。もううんざり…政府も逃げずにしっかり説明してほしい。

 いつの世代も、収入に見合った暮らしをしていかねば、・・・足りない暮らしは、どんな程度なのか、田舎や山村で質素に暮らしている人々のことを思うし、不公平だと思うのだが…。私にはその程度にしか思えない。