老後の不安

 要支援で認定されてデイサービスに通っておられた方が、今年に入り要支援2から1になった。その結果においてデイサービスが週2回から1回に減らされて、楽しみが受けられなくなった…と寂しがっておられる。、介護度が軽くなったという事は健康上歓迎すべきことなのだが・・・現実はこんなにも落胆し寂しがっておられる。この埋め合わせを地域でなんとかしなきゃならないのだけれど、福祉活動といえども、度々昼食が提供できるほどお金も人手も回らない。

 さみしい一人暮らし、一日中みんなと一緒にいてにぎやかに過ごしたい。食事をともにし、おしゃべりを楽しみたい。

 困っておられるのは、次第に動きづらくなる体と一人暮らしの寂しさ・・・、今まで畑仕事のできた頃は、一人であっても孤独感より、頑張らなきゃ・・・との気持ちの方が強く、毎日を意欲的に取り組んでこられていたと思う。私も、体の動きがとろくなってはいるけれど。まだ畑作物の生育を見て世話することに自己満足している。

 介護保険制度において、施設にゆとりのある地域においては、少しのプラス料金をいただいてでもデイサービス参加を認めてもいいのではないか、

その前に、高齢者の一人暮らし、いつかはやっていけなくなる時が来る。その前に、家族が一緒に暮らす努力を一日も早くしなきゃならないのと違うか・・・と私は思う。日頃別々に暮らしている縁ある人たちが、この気持ち考えているのだろうか。埋め合わせのできるのは、自分たちであることを…考えてほしい。一緒にいるというだけで(それはそれで問題も出てくることも考えらるが、)、心理的に満たされる…と思うのだが、・・・?