女子留学生日本語弁論大会

女子留学生日本語弁論大会に寄せて

皆さんこんにちは、 第16回を数えます女子留学生日本語弁論大会が、彦根城の世界遺産登録を目指す彦根市において開催されることをうれしく思います。心から歓迎申し上げます。

 先日来度重ねて大きな災害が続き、多くの方が亡くなられ今なお被害は拡大するばかり、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

ロシアでのワールドサッカーに興じていたのもつかの間、近くでは米原で竜巻、そして降り続く雨、大阪北部地震に追い打ちをかけて、自然の驚異におびえるばかりの昨今です。

海外ではタイにおいて、少年13人の洞窟からの生還は、尊い犠牲の上にではありますが、ほっとした思いです。ここにおられる多くの皆様が母親の立場からはらはらと無事救出を祈ったことでしょう。

 世界に目を転じれば、こうした自然災害だけでなく、思想信条の違いによる争いが後を絶ちません。

私たち女性は、常日頃一つ一つの家庭の守り神として平和を願ってきました。一軒一軒の幸せな家庭の集まりが、幸せな地域を生み、幸せな国へと繁栄していく。

私達は、広大な宇宙の中で地球という一つの星に住む同じ家族、考えれば、本日の弁論大会は、世界女性平和連合の願われる地球家族としての絆がより深まるものと存じます。

ここにお集まりの皆さんは、平和に想い入れの特に深い地球家族の優しいお母さん方です。留学生の皆さん、どうぞ頑張ってください。楽しみに聞かせていただきます。

・・・とご挨拶してきました。