早い月日

 月日の経つのはびっくりするほど早い。毎日記そうと思っていた日めくりカレンダーの格言。最近のものを書き上げてみた。

小さく生んで大きく育てる・・・己の欲せざるところは、人に施すなかれ・・・知らずば人に問え・・・一年、天に通ず・・・公開先に立たず・・・医者と味噌は古いほどよい・・・戦い勝は安く、勝ちを守る葉難し・・・上手の手から、水が漏る・・・上には上がある・・・天高く馬肥ゆる秋・・・政を為すは人にあり・・・臨機応変・・・勇将の下に弱卒なし・・・壁に耳あり障子に目あり・・・口から出れば世間・・・故郷へ錦を飾る・・・大海の一滴・・・流れる水は腐らず・・・読書百遍、義,自ずから見る・・・事実は小説よりも奇なり・・・水は方円の器に随う・・・知恵と力は重荷にならぬ・・・能ある鷹は爪を隠す・・・言葉は心の使い・・・継続は力なり・・・善は急げ・・・好きこそものの上手なれ・・・夏の風邪は犬も食わぬ・・・目は口ほどにものを言う・・・経験は学問に勝る・・・旨いことは二度考えよ・・・名馬に癖あり・・・心内に動けば詞外に現る・・・頭が動かねば、尾が動かぬ…勝って兜の緒を締めよ・・・団結は力なり・・・昨日の敵は今日の友・・・故きを温ねて新しきを知る・・・老いたる馬は道を忘れず・・・待てば海路の日和あり・・・今日考えて明日語れ・・・飛んで火にいる夏の虫・・・薬も過ぎれば毒となる・・・短気は損気・・・

 なんと沢山ある。しかもどれもどこかで聞いた言葉。父から聞いたものもある。しかし、今、イヤホンを耳に突っ込んでスマホに夢中の孫たち、これではいかんと思いながら、何も言っていない無責任な私がいるのも事実。
日韓トンネル推進滋賀県民会議に出席、おおよそ日韓関係は冷え込んでいる…と最近の情勢から判断しがちだが、在ソウル35年の講師からは、「それほど深刻ではないですよ…むしろ5000万人の国民から500万人もの日本への観光客がある。そしてまた日本に行きたい・・・という若者が多い。あれが〈日本〉先進国なのだ・・・と日本の風情、クリーンさ、清潔感、落ち着いた秩序だった静けさ、人々が見知らぬ人に対しとても親切。まだまだ日本から学ばねばならないことが多くある…と、話半分としても韓国の人から好印象を持っていただいていることはホッとしました。