地婦連の皆さんと…

「ちふれ」懐かしい響きを持つ言葉…地域婦人連合会の代名詞のように受け取ってきた。前回の国体のマスゲームには、県内全組織を動員して踊りを披露した。昭和50年代の終わりには、石鹸運動で県下各地を洗濯機を持ちまわって合成洗剤追放、石鹸条例の引き金を引いた団体のひとつ。私自身も40歳になっていなかったと思いだしている。

 本日、今も責任者としてこの団体をけん引していただく役員の皆さんと、知事を訪問した。ご存知のように、合成洗剤を追放したものの、業界はすぐさま無リン洗剤を出して挽回に転じている。石鹸条例の印象は強くっても、現在では石鹸の使用は地に落ちている。地婦連自体の会員数がグーンと少なくなっているのだ。
 私自身においても、今なお地婦連の皆さんが人にも琵琶湖にも安心安全の石鹸開発にご苦労いただいていることに驚いた。

三日月知事に、こんなにいい石鹸ができました。是非意をくんで関心を持つていただきたい。とご苦労いただく普及の模様をお伝えされた。合成の界面活性剤を入れない、また化学香料を入れない、赤ちゃんの肌に優しい天然植物由来のものを使用している…と。みんなに知ってほしい、特に滋賀県の皆さんには…と熱っぽく語られていた。こうした活動を今なお続けられている地婦連の皆さん、知事にはどう映っただろうか。琵琶湖新時代の裏には、こんな地道な活動があることを知ってほしい…。