稲部遺跡

 稲枝東学区の人権学習会、出席の予定であったが成人病センター新病棟竣工式が入り急きょお断り、会の始まる前にお詫びに伺いました。守山の成人病センターまで、朝鮮人街道はやはり混雑、一時間近くかけて竣工式典に出席、「高度医療、全県的医療、将来的医療に貢献すべく、県民皆様の望ましい健康が確保されるよう、頑張ります」…と笹田病院事業庁長のごあいさつ。医療機器はまだ搬入されていませんでしたが、1階から9階まで見学、11月7日の開業が待たれます。

 午後、稲枝駅西の道路開発の遺跡調査で、今回全国的に注目を集めた稲部遺跡の現地説明会に参加すべく急いだが、予定されていた駐車場は満杯、寄り付けなくって…遠く京都、奈良のナンバーが意外に多く驚き、私の足では残念ながら断念。行かれた方の話では、説明資料も不足、ざっと500人くらいはおられたのでは…と驚きの報告を受けました。弥生時代の遺構が、素晴らしく鮮明に掘り出されている。竪穴建築物、大きな柱アシート、歴史マニアにはたまらないですよ…もっと広範に発掘して、素晴らしい遺跡として将来構想を建て直しては…と意見をいただきました。

 でも、道路は必要だし、綿密な調査の後には…と切り出したら、壊したり埋めてしまったりしたら、今日全国から来られた歴史家の皆さんの大ブーイングが起きますよ…。とのご意見。どうなることやら…です。実は昨日、現場見に行っておきました。(説明会はきっと寄り付けないだろうから…と)