秋冬野菜の播種を終えて

 づっと暑い毎日が続いていた。それもけた外れの猛暑、夏ものの収穫をお盆のころに終わって、畑を掘りかけた。午前中から、体中にお湯が沸くような感じ…耐えられないと言いながらも、体の動くことに満足していたのだが、いよいよ足腰が悪くなって、スコップを踏み込む一鋤一鋤が苦痛になっていた。見るに見かねて主人が手伝ってくれた。・・・。今までにないことだけれど、とてもうれしかったし、有難かった。畑といっても屋敷畑だから、そんなに大きくはない。でも二畝ほどは優に… 近所の畑を見ると、黒マルチが畑一面にかかっているところや訪れる人無しの草ぼうぼうも見られる。

お天気が少しぐずついている間にと汗を流して、いよいよ播種・・・きゃべつ、ほうんそう、みずな、青梗菜、菊菜、ニンジン、大根、かぶらの赤白、馬鈴薯、白菜の早生と晩生、本日やっと蒔き終えた。誰がこんなに食べてくれるのだろう…美味しい!と言ってもらえそうな顔を思い浮かべる。種をまき、殺虫剤を播き、覆土と散水・・・主人に感謝しながら、来年で切るかどうか、危なっかしいわね・・・と言いながら、でもその前に、今年の野菜が食べられるかとどうか心配した方がよさそうね…と笑う私に、「そんな寂しい話せんといて・・・」と、主人が慰めてくれました。都に冠平成4年は、8月27日に走湯を終わりました。天の貰い水に期待しながら…お疲れさま。