今日から2月

 2月だよ…。2020になってからはや1か月、こんな調子で月日が流れていく。怖いくらいだ。あっという間の様だけと、その中で、中国武漢を発端に、新型肺炎が世界に蔓延しつつあり、り患者は今や1万人にも…亡くなる方も日ごと増えている。やってはいけないと非難の向きもあるが、春節の大移動の規制を配慮していただけていたら、早い段階で抑えられたのではなかろうか…。2020オリンビックを控えて気が気でない。

 日の経つのは早い。月捲りカレンダーが、早くも残り11枚。連日の温暖化傾向の中で、庭の梅は咲き、ついに白菜の真ん中に花芽が色を見せて伸びてきた。さらに絹ざやや遠藤まめが白い花をちょうちょの様に付けている。テレビでは、どこのお稲荷さんだろう、節分のおまめさんの準備に余念がない。偶然戻ってきたひ孫が、「幾つ食べるん? 」と聞いてくる。

 節分のころになると、地上部は伸びていなくても、草木の根っこは動き出す…と野菜作り鉄則のように親から聞いてきていたが、この暖かさは尋常でない。畑の緑の鮮やかなこと、たまらずにスコップを持ち出した。
一鋤一鋤…毎年なら冬眠中のカエルに出会うのだが、一匹とも遭遇しない。毎日のように降る雨、どこに動いてしまっているのだろう・・・昨秋以来の作業だったが、足腰の痛みは何とかこらえられている。あたたかくなるに合わせ、痛みから解放されるなら、それも私にとってはありがたいことだ。移る月日の中で、亡くなった二人の尼講員さんをしのびながら、手を合わす。2月の例会がもうすぐ…。