10分間のサイクリング

 たった10分ではサイクリングとは言わないかもしれない。しかし、歩くことの厳しくなった私にできることとして、家の周囲を見て回ること…自転車にまたがって…・

 家から直線100メートル内なのに、なんとここ数年通っていなかった気がする。すぐ1軒離れた向こう側、いつの間にか蔵が無くなって、大きな空き地、そして、どこの持ち物かわからないけれど車庫らしきもの…。その方角から我が家の方を見ると、草がぼうぼう…これまずい!

 作業場に行った。倉庫いっぱいに米、息子と孫が、≪今夜200俵ぐらいは準備しておかないと⦆…と頑張っている。どでかい乾燥機が4台…長い間覗いたこともなかった。かつては私もここで働いていたのだが、。。。。

 よく思ったものだ。一年頑張って収獲を得た。父親に、一度は現場を見てほしい…と。うるさい婆さんが見に来た…と思っているかもしれない。流石に、あたりに草は生えている。もっと整理しなきゃ…行動の伴わなくなったものが口出しは遠慮したいが…。何年振りかで隣組範疇のサイクリング、田舎でありながら、お隣さんの顔の知らない方もある…とは。足もとが見えていないのに驚きだ。運動会もなくなった。全体がそんな時代に変わったのだろう。…
やはり、コミュニュケーションの場、必要だ…とつくづく思った。