覚えたずる休み

 最近の私、体゛なまっている。」肉体的にもだが、それ以上に精神がたるんでいる…と自分でもあきれるくらいだ。
家ての仕事が出来ていないわけではない。朝の豆腐製造や畑仕事…これらは遅れはとっていないのだが、足腰の痛いのを理由にごろっとすることが多くなった。かといって、性格が変わるわけでないので、さぼる罪悪感に…うーん。といったところ…

 朝食を終えると、思い切って畑に飛び出す。(今ではのろのろと…)少しでも作物の動きを見ないと一日が始まらない。お日様が当たるようになるころ、体は汗びっしょり…時計はまだ8時半過ぎなんだけど。これで一日の作業は終わり。部屋に帰れば着替えてゴロン・・・て配達に走っている主人に申し訳ないと思いつつも、帰宅時間に合わせてそれまでお休み。

 午前中、本来なら頑張らなきゃならないときに至福の時間を持てるのは、「最高! ・・・でも、この時間を大切に使わないと、ぼける危険性がある。長い議員生活で本来の私の仕事は制限されてきたが、いま自由になってもそれが増やせる状態でなくなっている。が、その量が変わらないのは感謝。きっとその時間私は移動に時間を費やしていたのだと思う。大津まで往復ざっと3時間、神経すり減らしながらハンドルを握ってきた。

最近ではこのぼーっとしている時間、ゴロンと横になっている時間、どう使えばいいのか、罪悪感を持ちながらカレンダーの早い進みを恐ろしく見ている。もう秋、文化祭が近づく。俳句の会、中国語講座、冠句会、いろいろなところにお誘いを受けながら、そう、忘れていた、長いこと持っていなかった水墨の筆、ゴキブリが先をちょん切ってしまっている。少しづつ少しづつ、欲張って暮らしを楽しみたいと思っている。、、