あたらしい冷蔵庫

先日来調子がおかしくなっていた店の冷蔵庫、買い替えを即決断にあきれていたが、本日その新品が入荷した。フロンガスが今使っているものは来年で限度になるらしく、その後のこの手の継続はあり得ない…と奨められての買い替えだが、よく働いてくれて優に20年は過ぎている。

 今回交換した冷蔵庫は、私たちより明らかに長生きするだろう。今78歳と76歳の老夫婦が、普通なら、機械の傷んだのを機会に仕事を辞める…が通り相場なのに、厚かましくもまだ5年ぐらいは働きたい…と入庫したもの。果たしてそのようになるかどうかは疑問だが、その意気込みだけは買ってもらいたい。

 今、彦根市内でも、小さな家内営業の豆腐屋はほとんどなく、その希少価値が人々に理解していただけるか心配な面もある。田舎にあって、毎日の買い物が車に乗ってのスーパーばかりでなく、歩いて、または自転車て「こんにちわ」と世間話をしながらの暮らしが少しでも続けられるように…との希望も持っているのだが、果たしてどうなるだろう・・・・・。

80歳まで働き続ける・‥・贅沢な願いであるが私たちのささやかな、そして厚かましい願い、新しい冷蔵庫によって気合の入れ直しの日としたい。