今度は地震

 台風21号の被災ニュースが続いていた。関空閉鎖長期化…海水に浸かった車の火災発生、そして近在での停電で、平和堂さんにも食料品がことごとくダメ…秋祭りがそこまで来ていたが、今朝の町内放送で、「あまりにも台風被害が多かったので、今度の秋祭りはおみこしの渡御、餅巻き、夜宮、もろもろが中止となった。

 琵琶湖岸に近く、風の被害はことのほか大きくお天気同様どんよりと重くのしかかっていた。ひとり暮らしの家の小屋がひっくり返っていて、これからの跡片付けも大変だ。町内を歩いてみると、シヤッターが押し込まれていたり瓦が飛んだり、漆喰が剥がれたり…我が家だけではなかった。大工さんに修理をお願いしたけれど、今38軒依頼があってしばらく待って…とのこと。

 そして本日早朝。北海道道南において震度7の大地震、厚真町というところでは、まさに山の形がことごとく崩れて色が変わってしまっている。静かな景色の下に、多くの倒壊した家家、人々の姿が見えない。午前3時では寝たままで瞬間的に埋まってしまわれたのか、私が気づいたのは午前5時のニュースを見ながらの朝食準備。何?これ?…人の姿が見えずに空撮の櫛の様に山肌が削られて色の変わった一帯の景色…今度は地震か、いつまで続くこの災害、次は何が起きるのか…恐ろしくなった。

 次の日曜日、我が川桁神社の秋祭りだったが、被害が各所に出ていて今年は中止となった。この夏孫が結婚し、家族の増えた我が家であるが、祭りの披露も春まで延期となるのか…重たい今日のお天気模様。早朝、やっと生えかけた白菜の中打ち、雨に叩かれているのでどれだけ助かるか…。もうこれ以上怖いことは御免してもらいたい。