お彼岸さん

 寒雨の土砂降り…県立大の卒業式、晴れ着が残念…。おめでとう…知事の祝辞は素晴らしかった。うまいなぁ…とじっくり味わった。(実は昨日、日を間違えて…変だなぁ…事務所に電話を入れて人に見つからないようにそそくさと帰っていたのです。…本日10時過ぎに行きましたが、すでに到着の来賓もおられました…今日は大丈夫)

 あまりにも激しい雨、東京では雪が降ったと報じられ、大変な荒れよう、電車の止まるほどの風の吹いている地域もあるそうです。緑の増した麦が、一面に水浸しになってまるで植え付けられた稲のよう…これでは収穫は期待できません。国旗を出す間もないほどの降りようで近年には珍しい彼岸らしからぬお天気。

 午後、町内のお寺の彼岸会にお詣りしましたが、簡素節約でお供えの餅もなく…いつもと同じ造花、これではどうかと思いますが、お参りはたくさんの方、こうした時代なんでしょうか…。家では早朝よりおばあちゃんのおはぎ…黄な粉たっぷりでおいしく仕上がり、大好きだったご先祖さんにお供え、お相伴は家族でしっかりいただきました。もち米をつくつくとすりこ木ですり潰す、毎年この日だけは・・・…黄な粉や餅の味を確かめながら、・・亡くなっておられる笑顔を思い出し、今年も作れたことに感慨深いものを覚えています。