朝の5分

 朝はせわしい・・・というのは一般的であるが、私の場合はちょっと違う。朝仕事の関係で(豆腐製造)…夜の間に 働く者は 猫と賊・・・の部類に入るのだろうか。その日の売れ行き予想の関係で、起きる時間はまちまちだが、大体において6時前には私の仕事は終わっている。それから、朝ごはん。お天気が良ければ、家の前の畑が気になる。ちょっとここも片づけて・・・しなきゃならないことは山ほどあるが、さて出かけるまでの僅かな時間にできることは短すぎてまず無理。

 今時の朝 6時半はまだ暗い。遠いところの人はもう出勤されるんだろう…女性で働きに出ておられる方は今頃走っておられるだろうな、よく頑張られる・・・なんて思いながら、まだうろうろしている高校生の孫に・・・「はよう いきや・・・」
 少し早いけど、私も出ていこう・・・。いつもより5分早く出た。孫がついて出て、おじいちゃんの車にべったり、甘いところで駅まで送ってもらうつもりだ。バイバイ…いくつになってもこんな調子で朝が始まる。

 ところが5分早かっただけで、県庁につくのに15分早く到着。近江大橋がストップすることなく渡り切れた。これってすごいこと、今朝がたまたまだったのだろうか、街中に入ってからの動きも比較的スムース。今朝の5分、大発見をしたような得した気分になった。冬至十日前、一番日の短い時期、・・・もうしばらく続きます、早い日暮れ、今年も残り少なくなりました。