山菜おこわのできそこない

 寒い日が続いた。田植えにはよろしくないのだが、作業は足踏みしていられない。我が家でも連日の作業、機械での作業というものの、寒さで体を硬くしていると肩がゴリゴリこってくる。「歯が浮いて硬いものが食べられん…」という息子。好物の山菜おこわを蒸した。朝のにわか思い付きだ。水に浸けてもおかなかったもち米を洗い、手じかにある山菜を入れて醤油砂糖・・・30分浸けておいた。

 裏ワザは、圧力鍋・・・これは重宝。短時間で中まで柔らかくなる。シュッシュッと蒸気の吹き出しを確認して5分、火を止めたまでは良かったが、そこで客人が・・・話は長くなるうちに忘れてしまった。気がついたときには、「ま、いいか。歯が浮いたというのだから軟らかい方が…」と良い方に考えてお昼まで放っておいた。そして、お昼。何と何と、おはぎにした方がいいほどにペタペタ、なんとも柔らかいおこわでした。

出来そこないのおこわをおにぎりにしてラップにくるみ鞄に入れた。そのまま野洲に向かって世界平和連合の講演会に参加。戻りに能登川のグループホームに叔母を訪ねる。「ごめん、叔母さん。柔らかすぎるけどおこわのおにぎり…」と渡す。同じ入所されている方にもすそ分けされて、(もっとしゃんとしたものだと自慢できるんだけど…)  ところが、「これは有難い、やらこうて、歯が悪いので…うまいなぁ」と、喜んでもらえてほっ…ちゃんと準備して作るときは、これ、私の得意料理なのです。山菜おこわは、どの季節でもおいしいものです。

 上野賢一郎女性の会の参加者を依頼する。