転作大豆の収益向上を願って、豆腐の製造販売を始めてから18年になる。が、時折とんでもない失敗をして、一文にもならないときがある。その一例が本日、
主人と二人で作業するのだが、すりつぶした大豆を煮て絞り機にかけている最中、「しまった!」と主人の声。ペンの締め忘れがあって、全部豆乳が流れてしまった。呆然・・・。今までならここから機嫌が悪くなるのだが、「仕方ないね…」という私に、「みんなおいらが悪いのさ・・・」と返ってきた。病体の私に気遣ってくれたのだろうか、きっと晴れない気持ちだろうに…
ふたりとも、もう80歳を超えているのだが、「直売所で買った豆腐が、あまりに美味しくて、ナビを頼りに買いに来た」と、時折とんでもない遠来のお客様がある。その声に励まされて、一年、もう一年と仕事を続けているのだが・・・、果たしていつまで続けられるか、失敗して終わりたくないのだが、、・・・