身近な処で…

 パーキンソンになってから、いろいろなところで催しの案内を受ける。有難いことだ。福祉が充実していろいろ気にかけていただくことに感謝感謝ではあるのだが…遠く離れた県の施設であったり、近くであってもエレベーターの無い二階の会場であったり…みんなでかいて引き上げるから、心配しないで…と親切に声掛けしてはいただくのだが、申し訳なくって甘えられない。
 いろいろな活動をやっては、「どうぞご利用を…」と今まで言ってきたが、さてさてその身になってみると、なかなか素直に甘えることができないでいる。
 こうした福祉活動は、先ず近いこと、動かない体ではあるものの、少しなりとも自らの力で動きのとることが可能であること…厚かましい願いではあるが、隣の人と一緒に集まれるのが望ましいと思える。それにしても周囲には、こうした介護の必要な人が随分と増えている。皆今まで頑張って地域福祉を頑張ってきた人たちだ。改めて地元の活動の良さを頼もしく思う。