琵琶湖渇水

 このところ芹川の川尻、川底の砂が一論に白く乾いて、すっかり干上がってしまっている。今までに見たことのない光景、水鳥も泳ぐに泳げない状態。最近になって、全国チャンネルで琵琶湖の水不足を報じ始めた。このまま雨が降らなけば、一日当たり1cmづつ低下していくという。そして、マイナス70cmを超えるようなことになると、全面的に取水制限がかけられるという。

下流府県のみならず、滋賀県内においても、飲料水源として取り入れている自治体は多くある。飲み水にまで規制がかけられるとなると、大変だぐらいでは済まされない大ごと。今まで、琵琶湖の増水にばかり目をやってきたが、19年ぶりの異常渇水で、琵琶湖に対する見方が変るかもしない。渇水期の干ばつであるだけに、数値的により低下が気になる。12月ともなれば稚鮎の季節ともなるが、これもまた心配。
 愛知川の川尻に新しく島が出来ようとしている。犬上川においても同様…大きな琵琶湖のこと、全県域に瀬切れを起こしていることだろう。厄介な外来植物が減ってくれればいいが、そのものの性質上、水陸両方ともに生育旺盛では、お手上げ…今度の月曜日には少しの降雨予報が出ているけれど…自然の力は偉大だ。先人が雨ごいで神仏に頼った気持よくわかる。とにかく節水に務めよう…。雨の降ることを願いながら・・・