新嘗祭

 我が町内、川桁神社の新嘗祭。農家が一年の収穫を感謝して、新米を上納するもので、根っからの農家の我が家では大切にしてきた。先日より、その上納袋が各家に配布されていたのだが、いっぱい入れると1升以上は優に入る大きな袋。
 然し、お願いがついていて、お米でなく、なるべくお金でお納め願います。…とある。当然のように、各家1000円札を袋に入れることになる。

 拝殿の供物棚に山と積まれた新米が常であったのが、近年大きく様変わり、果たしてこれで新穀感謝祭といえるであろうか…甚だ疑問であろう。参拝者の数も、コロナの影響も考えられるものの、おなじみの10人程度という。しかし、湯も上がり、巫女さんが舞を舞われ、太鼓もなって、大切なお祭りが無事催行されたことは、感謝でした。