彦根の町に「えびす講大売り出し」が戻ってくる。11月20日、21日、通行止めのお知らせが貼り出されていた。えびす講は、小さいときよりお正月前の一大お楽しみで、この売り出しに連れて行ってもらうのに、早く秋の取入れが終わるよう、一生懸命手伝った。楽しみ少ない時代の一大イベントだった。
農業のありかたも随分変わった。わが家ではまだ収穫が終わっていない。周囲の田んぼはすで麦蒔きが終わっている。同じお米なのに…とむなしくなる。米の不足した時代には。粗末にするとお目めが潰れるとなないただきしていたころもあったのに…。
十一月も半ばとなると、そろそろ晩秋・・・やっと終わったね…」と安どしたい季節となつた。何一つ仕事を手伝えない私でありながら、気持ちだけは今も現役、゜ご苦労さん、やっと終わったね…」と早く言いたい。