こんなに寒くても…

 コロナ蔓延以降、アウトドア―でキャンプをする人が多くなっていた。特に、昨年夏以来湖岸一帯は週末満員状態が続いていた。秋になっても人気は変わらず、多いときでの金土曜日はは50張りを数えるほどだった。三蜜を避けて…と言いながら、これだけの密集で大丈夫かな?…と気にしていたのだが、さすがに12月になるとその数は当然のこと減っていたのだが…。

 今朝、湖岸美浜公園には雪が吹雪いていたのだが、なんとなんと6張りのテントが並んでいる。波打ち際の砂浜からは、さすがに少し内部に入り込んではいるが、ぼんやりと透けてみる灯りがいかにも寒そう。何もこんな日にキャンプすることないのに…とつくづく常識を疑う。風邪ひいたらどうするの?

 しかし、コロナはよくよく人々を閉じ込めてきたことは間違いない。人はどんなに束縛されても、どうかして手足を伸ばしたい。大きな声で叫んでみたい。思いっきり澄んだ空気を吸いたい…  それには普段人の少ない浜辺が何よりなんだろう。車に4ダブをかけながら滑らないよう注意し…横目でテントの皆さんを気遣って… キャンプしている人から見れば、「イランおせっかい…」の何物でもなかろう。と、おかしくなった。しかし、ここ三日の気温は、マイナス2度、マイナス4度、そして今朝はマイナス2度だった。