寂しいお別れ

 町内の同級生が亡くなった。この8月、そのご主人が先立たれてまだ100日もたっていない。亡くなった方とは中学からの同級生で、ご縁を繋いだのも我が家だった。以来、兄弟の様に励まし合い助け合って、様々の時代を乗り越えてきた。
本日葬儀のあった彼女は、7年ぐらい前から認知症を患い、話すこともなくずっと「近江ふるさと園」にお世話になっていた。初めのころは、一つのお餅を分け合って食べ、角の無い話で笑い合っていたが、次第に会話が通じなくなっていた。そこへ持って今日の新型コロナ・・・会うこともままならなくなって…。亡くなる1週間ほど前、連絡をいただいて会うことができた。

 会話はやり取りできなかったけれど、「お別れだね…また遠からず会えるから…」もごもごと口元がゆがんで見つめる目が潤んだ…。綺麗にお化粧してもらった安らかな寝顔、・・・。
人生、いろいろなことがあった。選挙も労惜しまず助けてくれた。一人子の私には、心強い支えで随分と励まされてきた。ありがとう、お疲れさん、ご苦労様…ゆっくり休んでね…。
今夜は寝られそうにない。今頃天国でご世主人と笑っていることだう。