鐘も太鼓も…

 実りの秋を迎えた。氏神様に感謝の秋の大祭日。昔より我が町では9月13日と決まっていたが、最近日曜日を当てるように変化、それでも今年は日曜日の13日。偶然にも昔からのしきたりにと納得していたのだが、何とも早や、鐘も太鼓もならない寂しい秋祭りとなった。新型コロナの影響で、今年はいろいろのイベントが全くできないでいる。例年なら、御輿も出、餅まきもあって大賑わいなのだが、かろうじて祭典式の場でのみ、デボデボシャン…の鐘太鼓がわずかに…。

 私の子供のころは、子供ながらにも絽の着物を着せてもらってはしゃいでいたものだ。最近の暑さから、着物なんて想像もつかないが…しかし、季節感があって捨てきれない思いを抱く。
午后から、世界女性平和連合の月例読書会に参加する。ハーストーリィという会誌を仲立ちに毎月読書交流会を進めておられる。主に、家庭を大切に、家族のほっこりとした雰囲気の中で社会の在り方を考えていこうと努力されているお仲間、一人一人の意にかなった生き方を主張するのが当世だろうが、此処は、家庭・家族を中心に据えられている。子育ての肝心は、おっぱい飲んでねんねして、だっこしておんぶして、…何かの歌にあったけれど、そんな当たり前がいい人育てになる・・・と私は今も信じている。