中日新聞一面、「春秋」の欄に、ハクチョウは、死の間際に最も美しい声で鳴く・・・ 今朝この記事を読んだ時、すぐさま先日の台風被害で亡くなった福島県いわき市のご老人の話を思い出した。
足が不自由で立ち上がれない86歳のご主人が、ベットの上に上がれないまま、亡くなった。その間際、奥さんに、「長いこと世話になったなぁ…」との言葉を残して亡くなられていったという。奥さんが言っておられるのには、水に浸かって、低体温で心臓が弱り亡くなったという。
台風で浸水という非常事態、自分の体力からみてもうだめだ・・・と・
になった時、長いことお世話になってありがとう…と静かにしっかりと言葉をかけられたという事って、本当にすごいご夫婦だと、胸が熱くなりました。
きっと、水死でなく、心臓の方が早く停止したのでしょう。
死の間際、緊迫の時間に落ち着いて、しっかり感謝できる生き方とは、なんと尊い一生であったと、そんな方を飲み込んだ台風、また20号、21号と接近しています。十分に備えして、これ以上の犠牲が出ませんように…。
悲しい出来事が多く起こった今回の台風、今夜、ラグビーの日本・南アフリカ戦があります。悲しみから立ち上がる力を、国民に示せることを祈っています。