落ちた視力

 控室に手質問文をプリントする。何回も何回も修正をかけるのだから、紙の消費も半端でない。皆が同様に最終プリントを上げるまで繰り返す…。こんな事無駄だ…と思っていても、再就原稿をください…と言わるといつもそそっかしい私はなおのこと「はい」と言わざるを得ない。

 プリンターに出てきた文章に、大きな文字? 私のじゃない・・・。
大きな文字使うのね…  で、ないと読めないから・・・14?、 少し離れたところから、私は16P・・・へぇー、私は12、目に涙溜めながら読んでます。

よし、私も真似して…とやってみたけど私、13.5Pがせいぜいだった。やせ我慢しなくてもいいのにと内心反省しながらだけど、やたら枚数が多くなるとページめくりに苦労することになる。何せ油っ気のない指先。年にはかなわないなあ…と苦笑する。

、 帰り道、景色がグーンと暗くなってまだそれほどの時間でないのに電気をつけないと対向車が見にくい。ライトを点灯しないままの対向車に、パッシングしたくなる。いやいや、いたずらにあおってはダメダメ…言い聞かせながら無事に帰り着くとホッとする。、冬至前の日の短さだ。