ことしやこうでも・・・

 台風被害のため中止になった我が町の秋祭り渡御、それから一週間、店に「お稲荷さんある?」と近しい奥さんが来られた。『あんたとこ祭り? 」最近若夫婦が一緒に暮らそう・・、・と屋敷内に建て増しをしておられるお家、・いろいろと話が弾む。

 祭りが中止になってしまうと、やはりいろいろ思う事あり、これは私だけでなく、祭りお宮さんのもろもろに携わっていただいている宮世話さんの中にも意見はあったようだ。若い年代の皆さんが意見を言い出すことは歓迎だ。それも止めるやめるでなく、建設的なものであるだけに応援したくなる。

 台風という災害のこんな年こそ、静かであっても、
ことしゃこうでも、またらいねーんは、あーぁもあろうに さもあろに
さぁさやーとこ せーのよーいやぁな あれはのさっさ これはのさっさ
ささなんでもせー

 かがり火に照らされながら、このような歌を歌いながら鐘をたたいておられた町の先人の姿を懐かしく思い出した。来年こそ、感謝のいい秋祭りが出来ますように・・・。。