一夜明けて

 台風20号が大暴れして過ぎ去った。びつたりと雨戸を閉じて早々と寝てしまったものの、気になってテレビはつけっぱなし…。シヤッターの無い窓からイナビカリが不気味に見える。時折何とも言えない大きな雑音がどこかにぶつかって…何が飛んできたのだろう…、うちで壊れるものはハウスの一部と建替えなければならない小屋、…ま、壊れてから…とふてぶてしく居すわっていた。

 朝、暗がりに作業所に向かう際、まだ強い風は残っているものの、中心はどうやら過ぎている気配。植木鉢が転がっている。中の花木は放り出されて鉢は見当たらずは。明るくなるのが怖かったものの、

 なんと荒れている荒れている。家の前からトタンが4枚、ハウスの中の棚がばっさり…これって、壊そうと思っても壊れなかったものなのに、自然の馬鹿力ってなんとすごい…。水屋に行くと、何が暴れた?と思うほど物が散らばって…。
地蔵盆2日目、暗がりの中でお地蔵さんには申し訳ないけれど、家の縁側に早々お仏飯をお供えした。大きなニュースの入らないことを願いながら、・・・。どこかに大きな被害が出ているかもしれない。しかし、早めの避難とやかましく呼びかけてこられた今回の台風。人命にかかわる報道が届いていないことは、評価出来るかもしれない。朝の出荷に出会う人の中に、ハウスをやられた…という人があった。これは宿命。