戦没者慰霊祭

護国神社にお参りした。少し雲が広がって、いつもほどの炎暑は避けられそう。駐車場もままならないので、少し早めに心がけ、まだ人数少ない本殿に開始を待っていた。隣の席に大津市の遺族の方がお座りになって、遺族の思いを順々とお話しいただく。いろいろの考えはあろうが、戦争を正しくそのまま伝えてほしい。後に、遺族会副会長様のご挨拶にも、遺族の想いとして…

 大きな災害があって、多くの人が亡くなった。最後の一人まで探し出す…と言われ当然と思うが、ならば、私たち遺族も声を上げたい。私の父を、私の夫を、我が息子をどんな形でもいい、家に帰してもらいたい。探し出してもらいたい。遺族会の活動は、そうした父が、夫が、息子が家に帰って来るまで続く…。と。胸に響いた言葉でした。