台風は南の海上で発生するものとばかり思っていた。ところが台風10号、伊豆諸島のはるか東方で発生しながら南下を続け、現在いつもの誕生地海上辺りから（南大東島）、ブーメランよろしく北上しだした。海水温が高く、一向に衰えるどころか益々その勢いを増し、瞬間風速75mというからたまったものじゃない。もちろん雨も…
先日来東北から北海道に集中した雨が続いてきた。今度のの10号は、関東上陸かもしれないという。
その原因は…やはり温暖化による異常なだろう。今年の夏はことのほか暑さを感じ、節約に反して悪いなと思いながらも、連日連夜エアコンのお世話になった。川内原発の安全性を求めて、新しく就任された鹿児島県知事が九州電力にストップを申し入れされている。
安全を求めることに反対する人はだれもいないだろう。しかしよく言われる原発を動かさなくっても電力不足は起らない…というのにはいささかの疑問を感じる。この異常なまでの高温の中で暮らすために、電力は必要。ありったけの火力発電をフル稼働、地球はどんどんヒートアッフ…こちらも大きな異常を生み地球の環境破壊に拍車をかけていることも間違いなかろう。宇宙飛行士が、宇宙から見た地球、ほんの薄っぺらなベールで包まれている。もし穴が開いたなら…とその危険性を指摘されていたように思う。体温よりも高い気温、もう御免です。