パーキンソンの友とともに

昭和39年、滋賀県社会教育課が主催の青年国内研修団に参加した私たちのグループは10名、以来ずっとことあるたびに再開を重ねてきた。今50年を経過したこととなる。引率の先生も、そして、友も2名他界している。一昨年、厚生産業常任委員会委員長を預かった年に、滋賀県障害者福祉大会が虎姫で開かれ、参加した帰り、虎姫に住む友人を訪ねた。家がわからなくって、ナビで確かにこのあたり・・・と探すもののわからずに電話をかけた。

 家の前に車を止めているはずなのに、なかなか顔を見せてくれない。やっとして、「ここ…」と出てきた友人は、動きの不自由なことが一目で分かった。聞けば、「パーキンソン病」だという。不自由な体を推して、動き止んだら、もう二度と動けなくなる…と、頑張って炊事している…と話しておられた。他の中間に伝えて3年目、虎姫の近くで迎えに行って皆で再会しよう…。それが今日、北近江リゾートホテルで実現した。

 2時間ぐらいなら体を起こしていられる…という友を囲んで8人が顔をそろえた。現在員皆出席。顔を合わせるなり涙ぐむ人、懐かしい。50年というと、いろいろ人に言えないこともいっぱいある。もう、表を飾る必要は何もない。充実した3時間余、ともも最後まで付き合って再会を約束してくれた。また来年と約束したものの、会えるといいのに・・・皆そう感じていたことと思う。誰がどうなるかわからないけれど…祈っています。来年4月、何事もなければ、彦根で花見???私か当番です。それこそ、出来るといいのですけれど…

 北近江リゾートホテルさんに、不自由な人を連れての会の趣旨を話して予約していたら、とっても親切に対応していただけました。駐車場の案内のおじさんまでも、入り口で「予約の方ですか、西村久子様ですか?」と問いかけてくださり、玄関横づけの車を許可してくださいましたし、従業員皆さんや、会長さんまで、本当に心遣いいただき、有難うございました。駐車場は一般的に旗を持って整理していただくもの・・・とばかり思っていましたから、ここまでご配慮いただくのは、こころからの感謝です。