皇太子殿下

 全国献血大会にご出席の皇太子殿下が滋賀県にお越しになり、まず、県立大学にお立ち寄りになられた。我々はそのお迎えに…ということで11時過ぎより受付場所である看護棟の二階に監禁状態。ご到着の10分前の12時22分、お迎えの場所まで移動待機、…待つこと10分余 ご到着のセンチュリーから、比較的小柄な殿下の影がほんの少し、怖面の警備の方に先導されて、ご一行がすぐ目前をお通りになる。少しのほほえみと軽い会釈で労っていただいた。その間わずかに30秒ぐらいだったろうか、以前の海つくり大会での天皇皇后両陛下とは違って、あまりにもあっけなかった。

 湖周道路から辺り一帯、空からも物々しい警護の中での一連の進行。我々は人生のほんの一瞬の緊張なのだが、殿下にはそれが毎日、気の休まる間もない、お気の毒というほかない。雅子妃殿下が思わしくおられないのも、あまりにも違いすぎた環境に体が順応されないのだろう…。心からの全快を祈る。

 案内役の嘉田知事、お気に入りのグリーンのスーツ。滋賀県政事情説明に何をお話になったのだろうか、目前の琵琶に対して環境変化を訴えられたのかもしれない、加えて、つらいだろうけれども、琵琶湖の環境以上に、大津市でのいじめ自殺についても触れないわけにはいかなかったことだろう…今回のご訪問がすっきりとした思いに残らないのは、多分後者の問題があまりにも多きいと感ずる。