春祭り

 春季大祭、各地絶好の花日和のもと盛大に執り行われた。私の町も同じく鐘や太鼓が響いている。子供の声が響いてなんとなく心が浮き立つ。
昨晩は夜宮の連中宿だった。毎日あれこれ追われっぱなしで、蓬を摘む間が無く、残念ながら冷凍庫にお世話になった。昨年は主人と孫が手提げかごいつぱいに蓬を摘んでくれたのだが、
 それでも蓬らしき色は出た。香がいまひとつ・・・仕方ない、と思いつつも草もち本来のよさを子ども達に食べさせてやれなかったのが口惜しい。食育を語る私でありながら・・・食文化の伝承をといいつつも、どこかで手抜きしてしまっている自分。一番大きい孫が、「こんな手作りのお団子食べてはるのこの辺で家だけやで」というが、実際はどうだろう。
 一人暮らしの能登川の叔母さんに「夜宮団子、やっと作れた。おばさんの食べる分だけ・・・」と3個だけだが持って行った。「祭りやね・・・・」と喜んで食べてくれた。お重箱にいっぱいつめて、自分の町の夜宮にはお餅ちを配った頃が懐かしい。・・・その頃は、介護保険もボランティア活動も無かったが、もっと毎日がみんなボランティアをやっていた・・・と思う。
 原八幡宮拝殿で、お供えの鯉が麻の緒にくくられたままくねっていた。