長すぎる道路工事

 JR稲枝駅南にある百田踏切の除却事業、アンダーの部分はすでに完成しており次第に完成後が想像できるまでになった。この道路事業に着手されたのは平成13年頃だったように思う。湖周道路から愛知川町まで続くこの道路、総額70億を擁する・・・と驚きであった。

 二転三転しながら完成は遅れ、地権者の理解が困難であったり、話の浮上から数えれば、優に30年はかかっている。その間、稲枝駅西側一帯は、今にも開発さるのか…との期待や農業離れ、人々の思惑から現状荒れ放題となってしまった。こんな状態をさらしておくことは、地域への愛着離れを止めることはできない。近辺の農地から、文化財が出土した…こともあって、稲枝駅西口の利用価値も、取り付け道路未完成の状態では、お話にならない。駅が竣工してからも、もう5年位経つのではなかろうか。巨額の投資効果も悲しい状況、とにかく一刻も早く完成していただきたい、当時、係わった一人として、心底早い完成を願う。