ちょっと手抜きで…

 桜の便りが日ごと多くなりました。気温もぐっと上がって、今年も暑い日々が予想されます。2月末頃より、2畝ばかりの屋敷畑をスコップで掘り返し、春作の準備を進めてきましたが、そろそろ播種の時期、でも、夜の冷え込みが気になって、保温の必要を感じます。

 お天気のいい日に鍬でならし、畝どりをしておいて、小さな種を一粒一粒丁寧にまきます、覆土をしてそのまま雨を待ちます。どっぶりと静かな雨をもらってから、薄いビニールを被覆し、保温、…最初の水やりを省くだけで、とっても手間暇が助かり、それでいて、雨の後の保温は、発芽がとても良好です。トンネルの裾は、土で被せてしまわないで少しぐらい隙間のある方が、播種後に焼けることなく無難です。

 このように手抜きしながら、ダイコン、モロッコインゲン、トウモロコシ、キュウリ、南京、ホウレンソウ。牛蒡・・・と播種してきました。一雨ごとにあたたかくなって…元気な発育が見られます。水は天から貰い物・・・五木の子守唄を思い出しながら、今年の夏野菜の成長を楽しみたいと思います。