やっと終わった田植え

 今年の田植えがやっと終わった。世間の皆さんが終えられてから約50日、毎年6月の末か7月の初めのころとなる。息子と孫とでやっていたのだが、「農業なんて、本当に自分でやる気がなければできない。しっかり意図を示すように…と孫に対して反省を求めたのは今年の冬のこと。

 後を継ぐと言っていた孫は、昨秋より春作のブロッコリーを当て込んで栽培に精を出していたが、思わぬ暖冬で売れ行き悪く、ほとんどお金にならなかったようだ。仕事の効果が出ないまま、給料だけを当てにするようでは…と息子が注文を付けたらしい。それ以来、我が家の働き手が一人減った。

 そんな中で、今度はお母ちゃんが「トラクターに乗る・・・」と頑張りだした。以来息子夫婦で約27haほど植え付けてきたという。私自身農業を天職と感じてきたので、この時期体が動かなくっても、田植えの無事済むことを願ってきた。やっとやっと、楽な朝を迎えることができた。どうぞ大きな水害もなく秋が迎えられますように…。近々ご苦労さん会をやることになろう。水無月祭りも近い。