空き家荒らし

 朝の配達から戻ってみると、隣りの空き地にバトガーが止まっていた。何事か?と「ご苦労様です。民生委員の西村です。何かあったんですか?…この辺り一人暮らしが多くって、」と声をかけた。「泥棒が入ったみたいです…」と答えたのは若い鑑識さんらしき方々だった。「泥棒さん、じゃ、人が悪くなったという事はない…」とまずはひと安心。どこのお家?と聞いてもこの辺り…と言う返事。その周囲には5軒の一人暮らしが並んでいる。

 泥棒が入ったらしい…という事も、定かにわからないという状況。はたしていつなのか・・・一人暮らしの親御さんが亡くなられて、空き家となつた家に息子さんが時々帰ってこられる家など、また、大きな屋敷の一部しか使われていない家、最近の家事情は様々など。一部からくぐり抜け荒らされていてもきずくのは遅い。

 集落内の夜回りも、高齢時代になって、無理のない程度…と緩和されてきている。どうしたものだろう、検討課題には上がりそうだけど、直接の管轄でなかったことは、私にとってせめてもの救いだった。常に隣近所の気づかいが必要なのは確かだが…。