無観客の競技

 琵琶湖マラソン、そして名古屋マラソン・・・雨の中で感動のレースが展開された。選手に制限は課せられたけれど、沿道の声援はしっかりと選手に届いていたと思う。悪いコンディションにも大きな記録で「おめでとう!」

 引き換え、大相撲春場所、無観客の中で呼び出しや行事の声が冷たく響く。バチっと当たる巨体の音が、実に冷たい。炎鵬関にはいつもワァーッという大歓声が響いていたのにの、なんと寂しい。

 日曜日、午後競馬を見る主人、黙って画面を見ているけれど、何の一言も漏らさない。「馬も寂しかろう…」と。最後の直線に入って疾走する馬、きっとわかない歓声に首傾げているかもしない。あらゆる行事がストップになり、会議も会場が使えなくって駄目、年度替わりでもあり気が気てないけれど、いつまで続くのだろう。ついに、お彼岸さんのお勤めまでもなくなった・・・・
でも、なんてこと・・・と意見することもできない。じっと耐えるのみ。

 俳句の会も一堂に会することはできないので中止となったが、今こそ本領発揮と先生から、「FAX選句」による俳句会の提案があった。、なるほどすごい…メールよりも簡単です。