小春日和

 朝の冷え込みがきつかった、午前2時、起きた当座はさほど感じなかったが、鶏がなき出すころからぐんぐんと冷え込む。豆腐屋とは因果な商売だ。仕事場を締め切っていると蒸気が立って、それはそれで温かい。

一点の雲もなく、素晴しいお天気・これぞ小春日和…どうぞ今度の11月10日。即位の祝賀パレードがこんなお天気に恵まれますように…。
夏の葉狩りをお願いしていたのが、6月末。それから伐採処理した樹木を空き地に積んでいた。緑が枯れて嵩が低くなったら畑に持ち込む算段だったが、なんだかんだとそのまんま、今の季節ならムカデも退散していて、本日運搬開始。と言っても私がするわけでない。お爺ちゃんの仕事だ。

 今年は柿のなり番だった様子。どこの家の柿の木も鈴なり…我が家も同じくなのだが、有難いことに孫のお嫁さんが柿が大好きという。体が冷える・・・と言われているけれど、果実の中では一番の栄養が高いという。以前出入りしていた八百屋のおかみさんに教えてもらっていた。昨年は木に登って取ったらしいが、今年はしっかり挟みだけで収穫、取ってさえもらえれば、食べるのは誰でも…結構おいしい。柿の無い青森の友人に、今年も届けることにした。青年研修でお世話になった昭和39年東京オリンピックの年以来の交流です。、