千ミリの雨

 途轍もない量の雨を降らして、日本列島を水浸しにして通過していった台風19号。台風一過でこの辺り秋晴れの少し肌寒さを感じる日、朝から近在を見て回った。議員在職中は、広く管内の川を中心に朝から車を走らせたものだが、今朝は自転車、集落の周りをぐるっと…。家々の状況も観察しながら、今回の風は西風が主だったので、以外と荒れた状況は荒れた見つからなかった。しかし、北側の家では、吹き付けた風により雨が吹きあがって雨漏りがひどかったという。

 我が家のブロッコリーの畝間も、滞水したところもあり若干の被害は仕方あるまい。こ、この度なら雨の中を排水作業に苦労した甲斐があったというものだ。
それにしても、一回の台風で1000ミリを超す雨が各地に降っている。雨戸をあけて明るくなった空なのに、テレビ゜では朝からずっと水に沈んだ住宅地や、決壊の現場が絶え間なく映し出される。二階のベランダで、白いタオル? を振って救助を待っておられる姿、早く速くと気の毒でならない。

 そんな中、老人会の例会に参加、話題はもっぱら台風・・・あんなに各地荒れているのに、この辺はありがたいなぁ…と。会長さんのあいさつも、台風被災地の皆さんを案じて、胸の詰まる思いでした。