在宅の心得

 お医者様の見立ては、どこに行っても同じ、手の尽くしようもない…となった時、患者も家族も覚悟が必要。それこそ、「覚悟」   私は家で暮らしたい。せめて苦しくない間・・・・これが普通ではなかろうかと思う。家族もまた、そうさせてあげたい…と思うだろう。

 しかし、患者に同情するあまり、家族の覚悟が決まらぬ間に在宅で受け入れてしまうと、とんでもないことが起きる。治らない絶望の淵にいる患者の、せめてもの気儘を受け入れてあげることができなければ、゛お互いにみじめに陥ってしまう。それは家族が誰もいなくって家に帰ってきたときに等しい。…それでも家は、居心地がいいのだろう。

 でも、いつ急変?するかもしれない、猛烈な痛みや苦しみが来たときどうしよう…。また、家でお世話のできない家族しかいなかった時、例えば病気であったり、障害があったり…それでも病院は嫌…という人のために、ナースホームのようなものがあればいいのに・・・病院の緩和ケアー病棟のようなものが住み慣れた地域にいくつかあれば、ずいぶん助かる…と思うのだが。

最近、家に帰りたくって帰ってはきたけれど、さぁどうしよう…と相談を受けたとき、つくづく感じたことです。患者も家族もわがままだなぁ…とは思うものの、命がけだから…そんな気儘をかなえることもこれからの在宅ケアーに必要なのかも…。

 待ちくたびれた二之湯さんの選挙カー。やっと私の町を通ってはきたけれど、丁度お昼前、誰もいなくなって迎えたのは主人と私…の二人。申し訳なかった。なかなかタイミングはあいませんね・・・。