鮒ずしの漬込み

 二之湯選挙事務所にて午前中゛電話依頼。暑い暑いでお昼前、電話がかかり易くなったか、話の内容が選挙だとわかると不愛想になったり…そりゃそうだろう、。何事だろうと思って出で見たら、あったこともない相手からなれなれしく電話、このくそ暑いのに…と腹立たしくなるのもわかる。でも、こちらにしてみれば、知らない人にこそ二之湯を理解し投票に行ってほしい…と一軒一軒ダイヤルしているのです…分かってください。と言いたいところ。

 昼食に家に…水屋に行くたびに塩切鮒が目につく、暑くなってきた、早く漬込まないと…でも、明日も朝から夜まで選挙…とすると今日しかない。俄かに思いついた。桶をひっくり返したわしでごしごし、鮒が青光りするほど磨いた。
水を切ってしばらく冷蔵庫へ…その間にご飯を炊く。1.5升炊きのガス炊飯器で3回手返し・・・あ~ぁ、暑い。熱い。
塩と酒と手合いにしながら一匹一匹漬込んだ。これでふゆまで・・・・・ワタシガいなくなってもあと一年間は思い出しながら食べてくれるのか…ちょっと淋しい。食べるだけでなく、誰か習ってくれないと…。

 この伝承料理、他にも、味噌、梅干し、沢庵漬物、よし巻団子、ヨモギもち、いとこに、丁字麩、・・・いつ母から習ったのだろうか。母がいる間は私もやっては来なかった。家の中に先生がいる間はなんか気分的に垣根を作っていたのだろうか、申し訳ないことをしていたな…と反省。 しかし、私の時代は隣組とか婦人会とか、教えていただく機会はあった。今、それは全くと言っていいほどない。これでは近々伝承は不可能になるのだが、何とかしなければ…でも、うちの母は鮒ずしは家で漬けてこなかった。業者さんが威勢よく浸けていただくのを傍で見ていた私…。心配しなくても、まかせといて! …となることを期待している私です。