3日ほど前、朝の配達の戻り愛知川の旧家の軒に、沢山の吊るし柿を見つけた。もう、そんな時期が来たんだ…ちょうど日曜日、仕事は休み、御天気もいいし『今日は我が家も柿」と決め込んだ。家に帰るなり主人をせかして柿の収穫に出かけた。吊るし柿が好物で20年位前に農業祭で渋柿の苗を買って植えておいたもの…。ざっと150個くらい・・・動かない足を踏ん張って、主人が切り下してくれた枝から柿の実を切り取る。はさみでちょきん! 痛い…勢いあまってはさまった指からチマメが吹き出す…半時間ほどの作業だけど、とてもしんどかった。家に持ち帰ってから皮むきに取り掛かる。病気のため、歩けないだけでなく、手の動きも鈍い。かたぐ体を固定して包丁を懸命に動かす。結局2日がかりの作業となった。
そして3日目、体のあちこちが痛みだす。まず足の指、そして首まわり、おまけに歯まで浮いてきた。ふうふう言いながら、それでも風に吹かれてかすかに揺れる吊り干し柿を見ると、心が和む。今年もできた! 何よりできたことがうれしい。来年はもうわからないから…