半分過ぎた!

6月30日、今日で一年の半分が過ぎた事になる。毎日が暑い暑いと言っている間にだ。動きのとれない私には、尚のこと辛い日の流れ・・・。

ところで水無月なんだけど、何一つそれらしいことはない。荒神山の水無月詣りは、子供のころから何物にも代えがたいこの時期の行事だった。家々では「よし巻き団子」を作って、親戚に配り、29日の宵宮には、親戚を招いて夕食をともにし、暗くなる荒神山へ子どものいる家では、入学迄に社で⦅でんでんヒュー⦆の祈祷を受け、子供の健やかな成長を願ったものだ。薄暗くなった田んぼの中の道をみんな歩いて山に登った。暗くなった田んぼの上を蛍がすーいすいと飛んでお参りを済ませ山から下りた天満さんには、いっぱいのほし店が並んで、風鈴がちろ涼しげになる中を、浴衣の人が行きかっていた。・・・買ってもらった綿菓子をしゃぶっていたのも懐かしい…

こんな風物詩は、いくつになっても消えることなく私たちの頭に残っている。・・・が、残念ながら現実は太鼓も笙の音も何一つ聞こえてこない。実に寂しいのだが、それでも昨夕、我が家の若い者は水無月詣りに出かけたらしい…勿論車で・・・一杯の人だつた…と言っていたが、風情は感じられただろうか、いささか疑問である。でもまあいい、どんな形にせよ、行事が伝承されていくのなら、頑張って…と応援したい。水無月祭りが来ると、「一年の半分」を感じる。