平穏を祈る

 2025年(令和7年)が始まった。今年こそ、平穏な幕開けでありたい。昨年は年明け早々に石川能登地方に大地震が発生、夏の豪雨と続いて災害の多い年であった。ものすごい炎暑、作物には不適なな一年で、苦労の多い年でもあり、我が家の豆腐製造の原材料「大豆」の調達も苦しい。
 一方、家族の健康については、私のパーキンソンを除いては、みんな元気に過ごしてくれたことはうれしかった。私はお正月を迎えるたびに、今年の抱負を描くことを楽しみにしてきたが、この難病に出会ってからは、その楽しみは失せてしまった。これではだめた…と今朝思い切って氏神様にお詣りを決行した。2本の杖と歩行機を使って…平らなところは歩行機で、砂利道は杖で・・・フーフー言いながら…それでもお参りすることができた。(お寺様は、階段が上がれずに断念)、神様に手を合わせながら、何を祈っただろう…お参りできたという気持ちだけに満足して、他の願い事は?と今更ながらに可笑しくなる。今度のお正月は?…遠いさきのこと。どうぞみんなが元気に暮らせますように…その中の一人に私もあやかりたいと願っています。どうぞ幸せな年でありますように…令和7年1月1日記す