薬屋さんと…

 最近になって置き薬屋さんが毎月顔を見せてくださるようになった。ずっと昔から、日野や甲賀、また富山辺りから、一年に2回くらいは来ていただいていたのだが、・・・子供の喜ぶ風船なんかをおまけに持って…懐かしい思い出だ。
 置き薬は便利な時代なっても重宝なもので、夜中の体調変化に大変感謝して使わせてもらっている。「この月も、何も使っていないのに、申し訳ないですね。…」という私に、「元気な様子、よかった、何より…」と明るく声を返してくださる。

 先日、渋沢栄一氏のお孫さん「鮫島純子さん」のお話を聞いたことをこの薬屋さんに話した時、「お母さん、よかった。いい話聞いて脳が活性化してるんですよ、元気元気・・・・」と励ましてくださった。コロナ禍で毎日沈んだ日々、おずおずとだが、いろいろな形での出会いを作り出す必要を感じている。