田舎の店も応えた売り上げ

 豆腐屋の営業成績、一日びっしりパソコンに向かって、みんなの青色申告に変わって、手作業でやってみた。
世間がコロナで大変だ大変だ…と騒いでいるのは知っていたが、我々の仕事は年寄の生きがいだから・・・とたかをくくっていたがなんとなんと、約100万円の減収、・・・町の商売さんが、暮らしが成り立たないといわれるのがよくわかる。このまま申告書を出すと、「どうして食べておられるのですか?…」と言われそうな気がする。でも実際がそうなんだからどうしようもない。主人と、考えたらやっていられないね…と。悲しくなった。

 売り上げが落ちているのは毎日感じていたが、車や機械の修理が、古くなっただけにだんだんと多くなる。次々と大型のものが壊れていく。ついついリースに頼る…私のような田舎でこんなに応えるにっくきコロナ、都会の店主さん方の苦しみがグーンと身近に感じてきた。それが数字に表れてからでないとわからなかったとは、情けない経営者。痛い足腰でヨタヨタと仕事をする値打ちがあるだろうか…だが、主人は辞めるつもりはまだないらしい。私は勘定抜きでしぶしぶついて行くだけ…。今まで長い間支えてもらっていたのだから…よろしく頼みます。