大禰宜さん

 昨晩、家族揃って土曜日の夕食をゆっくりしていた。もう寝ようか…腰を上げかけた時、ピンポーン・・・何?今頃、もうすぐ9時じゃないの…

 黒い衣服に身をかためられた方が、来期のお宮さんの大禰宜に当たりました。お受けしてください。ついては、直ぐ社務所まで…とお迎えに来られたのです。
、我が町の川桁神社の宮変わりだったのです。すっかり忘れていました。社務所において、氏子の札が広げられている中から、神主さんの降られる御幣に名前の札がついて上がると、その人が禰宜さんとなって一年御奉仕する…と言うもの。大体30年に一度ぐらいで当たる。我が家では、知る限りこれで3度目、たちまち春の大祭からお勤めが始まる、どうぞいいお天気に恵まれ、催行できるよう…神妙になつた。

 舞団子を作ったり、お供えを準備したり、渡御のしきり等々大変と心得ていたが、最近では服装も黒の式服でいいらしく、賄いも随分軽減されているという。前任者にお教えいただいて、一年が無事に務められるよう心から願う次第です。