稲枝駅に立って

 JR稲枝駅の工事着工は、記憶に遠くなった、もう4年は過ぎただろう。石炭殻の埋設物が出たり、アレコレと進捗にブレーキのかかった代物であったが、駅舎は変わったけれど、取り付け道路はまだ完成していない。あまりにも遅い。完成してからの年月は、とりわけ首長くしているからか、長く感じる。

 赤い羽根共同募金に駅東口に立っていたが、未整備の駐車場の辺り、駅舎に一番近い場所が進入禁止になっていて、足腰の弱い私にとっては、バリアフリーを謳っていても、優しくない・・・。ロータリーの植栽するのであろう場所には、ペンペン草が一面に種をつけている。あたらしい土の間に一気に植えこんでおかないと、後々大変。一度この草を取り除いてから植栽することになる。植えた直後から草が芽を出すことになりそうだ。此処でまた、不要な仕事が経費を増やすことになる。些細なことだが、一事が万事、二度金を使わなくてもいいよう節約していただきたい。

 旧稲枝駅と比べると、ロータリーは倍以上に長いスロープとなっている。便利になったなぁ…と感謝できる日が早く来てほしい。西口については、先どまりの取り付け道路、細い集落内道路で事故の起きないことを願う。